−JINMO PROFILE−

 主としてタッピング奏法など、様々な特殊奏法による無伴奏ギター独奏という特異な音楽活動をおこなう。
尖端的電子機器を多用しながらも、「非楽音」「間」「微分音」と いう要素の大胆な表現により、有機的な和楽器に似たバイブレーションを感じさせる。
その一方でコンピュータ・シーケンスによる、サンプラー、シンセサイ ザー等での現代音楽,実験的オーケストレーション作品やポピュラー・ミュージックも手掛ける。

90年に発表されたファースト・ソロ・アルバムは、世界的な 反響を得る。
以後、アメリカ、ロシア、ドイツ、オーストリア、オランダ、スイス、デンマーク等、海外での活発な演奏活動も既に100回を越える。
全世界発 売されたアルバム"LIVE AT THE KNITTING FACTORY"は、ドイツ随一の前衛芸術誌オプシーン・マガジンで
ベスト・アルバム・オブ・ジ・イヤーに選出 さ れ各界でも話題となる。

また、91年以来ニューヨーク・ジャズ・フェスティバルに毎年招かれる数少ない演奏家の一人でもある。
一方、アニメ作品、ファッ ション・ショー、舞台劇等のサウンド・トラック作成や、舞踏家、画家、現代詩人等とのコラボレーションといった活動も展開。
「ギター・マガジン」「サウン ド&レコーディング・マガジン」の執筆者としても著名である。

楽器メーカー、音響機器メーカー等のアドバイザーとしての側面も持ち、より広く自由な音楽表 現のため、MEW等の新楽器の開発、デザインもおこなう。
「DNA音楽研究所」主宰として音(音楽)に対する生体の原初的反応を研究する傍ら、精神薄弱者施設や特別老人養護施設などでの演奏会にも特に力を注いでいる。
新世紀の音楽家として、日本国内だけでなく、世界的にも活躍が期待されている。

JINMOオフィシャルホームページより